大統領選不出馬を表明 ビジネス優先でトランプ氏


 来年11月に行われる米大統領選で、共和党からの出馬に意欲を示していた不動産王、ドナルド・トランプ氏が15日、出馬しないとの声明を発表した。
 同氏は「出馬すれば、予備選でも本戦でも勝つ自信はある」としたものの、「熟慮した上、決めた。ビジネスこそが私が最も情熱を注ぐものであり、民間部門から去る覚悟はできていない」と説明した。
 同氏は不動産業をはじめ、テレビ番組のホストを務めており、今後はこれらの活動を続けながら、候補者の支援を通じて影響力を行使し続ける構えを示した。
 トランプ氏はこれまでに、オバマ氏の出生疑惑を持ち出し、大統領就任の資格がないなど攻撃的な姿勢を見せ、草の根保守派運動「ティーパーティー」などの支持を集めたが、「品がない」「主張が支離滅裂」など批判は高まっており、適性を懸念する声も多数聞かれた。
 地方局NY1が今月初旬に行った世論調査では、州内有権者の75%が同氏が大統領になることに「反対」としているほか、共和党支持者の66%も「反対」、わずか7%が「賛成」と回答していた。
 14日には、世論調査で上位だった同党のハッカビー前アーカンソー州知事も不出馬を表明している。


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