汚染された二枚貝販売 中華街

汚染された二枚貝販売 中華街の魚小売業者を逮捕

 ニューヨーク市警察庁(NYPD)は6月27日、糞便やバクテリアで汚染され、食用には適さない二枚貝を食用として販売していたとして、マンハッタン区チャイナタウンで魚小売業を営むジン・ホウァ・クァ(51)容疑者を逮捕した。

 クァ容疑者は、汚染された危険な二枚貝を中身が見えない黄麻布に詰め、乗り合いバス下の手荷物置き場を利用し、南部の州からチャイナタウンに持ち込み販売していた。

 近所の小売店主は「毎週月曜日と火曜日に約12袋がバスで届けられてきた」と証言。有罪となれば、最高4年の禁錮刑が科されることになる。

 今回押収された二枚貝は、ニューヨーク地区では販売が禁止されていたが、クァ容疑者はチャイナタウンで自身が経営するニュー・リン・セシュワン・フィッシュマーケットで6カ月にわたり、計5400ポンド以上を販売していたとみられる。