ウォルマート、ことしの黒金は28日午後6時から 他店も開始時間を続々前倒しへ

毎年、大々的なブラック・フライデーセールを行うウォルマート


 米大手小売店のウォルマートは12日、年末商戦の幕開けに当たる恒例のブラック・フライデーセールを昨年よりもさらに2時間前倒しし、感謝祭当日となる28日午後6時から開始することを明らかにした。
 ブラック・フライデーの特売は従来、全国的に感謝祭翌日の金曜日に行われてきたが、ここ数年は開始を前倒しする小売店が増加している。
 ウォルマートではセール開始と共に、アップル社の人気タブレット型端末「iPad mini(16GB、Wi-Fi対応)」を299ドルで売り出すほか、電子ペットの「ファービー・ブーム」を29ドルで、フナイ製の32インチ薄型液晶テレビを98ドルに値下げして販売する。
 この後、同日午後8時と29日午前8時にも特別セールが行われる予定で、開始から1時間以内に列に並んだ買い物客には、セール対象商品を確実に購入できることを示すリストバンドが配られるという。
 また、大手百貨店のメイシーズや量販店のターゲット、JCペニーは、28日午後8時からセールを開始。電子機器大手のベスト・バイと量販店のKマートは、ウォルマートと同じく28日6時にスタートする。
 また、玩具販売大手のトイザらスは28日夕方5時に、先陣を切ってセールを開始することが分かっている。