ドーナツ代を払わず逮捕 会計前にかじって「まずい」

 18日付のDNAインフォによると、コンビニエンスストアで売られているドーナツがまずいという理由で支払いを拒否した男が逮捕された。
 ダニエル・シュラグラー容疑者(19)は16日深夜、スタテン島のビクトリー・ブルバードにあるセブン・イレブンで、ドーナツと炭酸飲料を購入しようとレジに並んだ。しかし、順番を待つ間にドーナツを口にした容疑者は、商品が古くなっていると指摘し、「まずくて代金を取れるものではない」と、既に口にしたドーナツの代金を支払わなかった。容疑者は駆け付けた警官により、軽微盗難などの罪で逮捕された。
 容疑者は、炭酸飲料の代金のみを支払おうとしたが、ドーナツとペアで購入することになっているとして店員が受け取りを拒否したという。容疑者の弁護士、アラン・カペリ氏は、「新しいドーナツを出して謝罪するのが筋」と店の対応を批判した。
 容疑者は過去に、同島のエルティングビレ駅でナチスの鉤十字と反ユダヤスローガンを壁などにいたずら書きをして逮捕された。また、今月初めには、マンハッタン区の金融街で駐車中の車のサイドミラーを壊したとして器物損壊容疑で逮捕されるなどの前科を持つという。

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