MH区にハードロックホテル  店舗の立ち退き始まる

 5日付のニューヨーク・ポストによると、ハードロックカフェ・インターナショナル社が計画する、タイムズスクエアのホテル開業に伴い、建設予定地にあるビルの取り壊しが決定し、店舗などの立ち退きが始まったという。
 カジュアルダイニングやホテル、カジノなどを世界中に展開する同社は、マンハッタン区48丁目の5と6番街の間に445部屋を有するホテルの建設を予定している。その建設予定地には現在6階建てのビルが立ち、飲食店などが入居している。
 このビルを所有するロックフェラー・グループは最近、ホテルの建設に向けてビルを取り壊すことを明らかにした。同社は2008年に約6800万ドル(約77億6千万円)を支払って、同ビルを購入している。またそのほかにも同区の6、7番街にある高層ビルを複数所有している。
 同社は数年前から48丁目とその周辺を再開発する大規模なプロジェクトを打ち出しており、今回のホテル建設計画も同プロジェクトの一環だという。
 ロックフェラーセンター目の前の建設予定地付近には、ウォルドーフ・アストリア・ニューヨークなど複数の高級ホテルが存在している。

ミシシッピ州のハードロックホテル(photo: Santcomm)

ミシシッピ州のハードロックホテル(photo: Santcomm)