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ニューヨーク日本人学校(コネティカット州グリニッチ、岡田雅彦校長)の4年生は昨年12月18日、イェール大学のアートギャラリーを訪れた。アート科移動教室の一環。
前半はミュージアムエデュケーターの案内の下、絵画や彫刻を鑑賞した。子どもたちは、ミュージアムエデュケーターとの対話を通して作品の歴史や背景を学んだ他、模写に挑戦したり意見交換したりした。特に注目を集めたのは、19世紀中頃〜20世紀初頭のアメリカ人画家、エドウィン・オースティン・アビー作の「Study for The Hours(めぐり合う時間たちのための習作)」。この作品は、1日24時間を象徴的に表現したもので、美術史において「人間の生活に焦点を当てた初の作品」とされている。子どもたちはミュージアムエデュケーターの解説に耳を傾けつつ、各自気に入った部分をスケッチブックに模写した。その後、描いた模写を見せ合い、「1日の時間がいろいろな形で表されているのが面白かった」などといった感想や気付きを共有した。
今回のギャラリー訪問を通じて子どもたちは、美術の世界に触れ、より一層異文化や時代背景への理解を深めたようだ。(情報・写真提供:ニューヨーク日本人学校)

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