マンホール爆発事故相次ぐ ブルックリンとマンハッタンで

安全のため、できるだけ避けて歩いた方がよさそうだ(photo: Aoki)


 ニューヨーク市の2区で今週、100人以上の避難者と負傷者を出すマンホールの爆発事故が起きた。
 ブルックリン区プロスペクト・パーク・ウエストで2日午前11時30分頃、犬の散歩をしていた71歳の男性の頭部に吹き飛んできたマンホールのふたが当たり、男性は病院に運ばれ手当てを受けたが、危篤状態にあるという。
 マンハッタン区ワシントンハイツでは同日午後5時30分頃、爆発でふたが吹き飛んだマンホールから煙が噴き出し、5階建てのアパートに充満した。3時間経過後、約100人のアパートの住人は避難を始めたが、数人が軽度の一酸化炭素中毒を起こした。
 ブルックリン区プロスペクトパークでも3日午前6時頃、マンホールのふたが吹き飛び、複数の車両が炎上するという事故が起きた。近くの住宅では、一酸化炭素探知機が鳴り、住人は避難した。
 マンホールの爆発の原因は①1万3000ボルトの電力が流れる地下ケーブルが、老朽化や腐食性薬品、過負荷、ねずみがかじるなどの理由で擦り切れる②これらの電線が紙や鉛、ゴムの絶縁体を加熱③絶縁体がくすぶり始め火がつき、ガスを発生する④マンホールの中に、ガスによる圧力が高まる⑤電線が稲妻のようにアーク放電し、ガスに着火し大きな爆発を起こす―などがあるという。