50ドルが500万ドルに 母親からの誕生祝いで宝くじ購入

 25日付のニューヨーク・ポストによると、クイーンズ区在住のパトリック・クラークさんは昨年12月19日、28歳の誕生日祝いに母親のアンドレアさん(52)からもらった50ドル(約5800円)で宝くじを購入したところ当選し、500万ドル(約5億8千万円)を引き当てたという。
 クラークさんは誕生日の翌日、ブルックリン区に住む恋人を訪れ、近くのデリで1枚10ドルのスクラッチ宝くじ「セット・フォー・ライフ(Set for Life)」を購入した。くじを削ると、1枚のくじから大当たりを示す「Life」の文字が現れた。クラークさんは母親に即座に電話し、大喜びで当選を伝えたという。
 クラークさんは分割支払いではなく、一括支払いで245万3693ドル(約2億8千万円)を受け取るほうを選んだ。
 デルタ航空で駐機場の作業員として働くクラークさんは、当選金の使い道について、「家族に家を買うつもり。それ以外に使う予定は今のところなく、仕事を辞める予定もない」と話し、母親からの「当選金はよく考えて使いなさい。決して散財したり他人に見せびらかすことはしないように」とのアドバイスを守っていることを明かした。
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