散歩代行アプリ 不祥事相次ぐ

 犬の飼い主と散歩代行者(ドッグウォーカー)をつなぐアプリ「Wag」を通して預けられた犬を巡り、ニューヨーク州内で不祥事が相次いでいる。ニューヨークポストが1日、報じた。
 先月13日、ハドソンヤードに住むカップルが預けたヨークシャテリアがWagでの散歩代行中に車にひかれて死亡。カップルはドッグウォーカーの男が体に装着する安全ベルトを着けずに犬を散歩させ死なせたとして、男を相手取り提訴。訴えではこの男が、犬が着けていたネックレスを盗んだと主張している。Wagは男の登録を解除したという。同じ日にマンハッタン区バッテリーパークでは、Wagのドッグウォーカーの男(22)が、預かる予定だったテリアの雑種犬を盗んだとして逮捕された。