食品路上販売の取り締まり緩和 無許可販売の罰則禁止に

 デブラシオ市長は7日、ニューヨーク市警察(NYPD)に、無許可で食品の路上販売を行うベンダーに対して召喚状の発行を禁止すると発表した。各メディアが8日、報じた。
 市内の路上で食品を販売するには、市当局が発行する販売許可証を取ることが求められていた。しかし許可証の発行数は年間5100件に限られており、無許可販売を余儀無くされる人が増えていた。
 非営利団体ストリート・ベンダー・プロジェクトによると、NYPDは過去3年間、無許可販売で年間1万8000人に召喚状を発行。同団体は路上販売を自由に行うことを法制化させるための「大きな一歩」と話した。

マンハッタン区5番街49丁目で撮影(Photo / 本紙)

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