ゴールデングローブ賞授賞式 バーチャル形式で開催

 

 

ゴールデングローブ賞授賞式

バーチャル形式で開催

 

 第78回ゴールデングローブ賞授賞式が2月28日、パンデミックのなか、バーチャル形式で開催された。1日付のニューヨークタイムズによると、ティナ・フェイがニューヨークのレインボールームから、エイミー・ポーラーがカリフォルニアのビバリー・ヒルトン・ホテルから共同で司会を務め、候補者や受賞者は、Zoomなどを使ってリモート出演した。開催を目前にして、ノミネーションおよび受賞者・作品を決定するハリウッド外国人記者協会(HFPA)のメンバーに黒人がいないことがメディアで取り上げられ、議論を呼んでいたが、生涯功労賞(セシル・B・デミル賞)を受賞したジェーン・フォンダは、受賞スピーチの中で、この問題に触れた。

 音声が中断されるなど、技術的な問題はみられたものの、昨年8月、結腸癌により死亡した映画部門(ドラマ)の主演男優賞受賞者チャドウィック・ボーズマンの未亡人による涙ながらのスピーチなど、感動を呼ぶ場面も多かった。映画部門で助演女優賞を受賞した同性愛者のジュディ・フォスターは、受賞の瞬間、妻である女性と抱き合ってキスをし、ハリウッドがLGBTQにとってより公平な場所になりつつあることを強く印象付けた。映画部門(ドラマ)の作品賞に選ばれた「ノマドランド」のクロイ・ジャオ監督は、アジア人女性として初の監督賞に輝いた。

ゴールデングローブ賞の公式ツイッター(@goldenglobes)より

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