米、入国者にワクチン義務化検討

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共同通信
バイデン米大統領=4日、米メリーランド州ラナム(AP=共同)

 【ワシントン共同】米メディアは4日、バイデン米政権が米国に入国するほぼ全ての外国人を対象に、新型コロナウイルスのワクチン接種完了の義務化を検討していると報じた。感染力の強いデルタ株流行を背景に、米政府は多くの国や地域からの入国制限を維持。各国や航空業界などから、より自由な往来に向けた圧力が強まっており段階的緩和に向けた措置の一環という。

 省庁間の作業部会が米国入国制限の緩和に向けた新たな仕組みづくりに取り組んでおり、外国人の接種義務化はその一部という。導入時期などは明らかになっていない。