RELATED POST
Published by
共同通信
共同通信

ロシア軍との戦闘で過酷な状況に置かれ、心的外傷後ストレス障害(PTSD)などを抱えるウクライナ兵が馬との触れ合いを通じて心身の緊張を緩和させる「ホースセラピー」を受けている。「精神的な安らぎとエネルギーを与えてくれる」。兵士の一人が馬の頭をなで、穏やかな笑みを浮かべた。
1月28日朝、首都キーウ(キエフ)のリハビリ施設「スピリット」で4人の兵士が乗馬を楽しんでいた。「リラックスして。馬と一体化するような感じで」。手綱を引く心理療法士らが声をかけ、兵士たちは両手を前に伸ばしたり横に広げたりしながら、ゆっくりと馬場を回る。険しかった表情が次第に和らいでいった。
「気分がかなり良くなった」。乗馬やグループセッションなどを組み合わせた約3時間のプログラムを終えたアンドリーさん(31)が落ち着いた様子で語った。激戦地の東部ドネツク州で負傷し、約4カ月前から治療とリハビリを続けながら、セラピーも最近始めた。
2022年2月24日にロシアの侵攻が始まってすぐ、当時暮らしていたチェコから帰国し、軍に入隊した
RECOMMENDED
-
NYの「無賃乗車」対策にまさかのアイテム 地下鉄の改札に現れたのは?
-
連載『夢みたニューヨーク、住んでみたら?』 Vol.6 日本のトイレにあったアレ
-
NYの「トイレ難民」がさらに増加? スタバがトイレの無料開放を廃止
-
移民の権利、まず「ドアを開けないで」 取締官への対応策を知ろう
-
NYで最も家賃が高い地区は?「高級エリア」と「注目エリア」が全く異なる結果に
-
連載『夢みたニューヨーク、住んでみたら?』 Vol.5 アメリカには存在しない便利アイテム
-
変わった “おにぎり” がNYで流行 ビジュ重視なニューヨーカーを虜に「当時はそこまで認知されていなかった」
-
クイーンズ·リッジウッド、2年連続首位 NY市の「住みたい地区」トップ10
-
世界の駐在員、ブルックリンに注目 NYなのに故郷を思い出す?
-
NYの名物料理厳選リスト 一度は食べておきたい味は?