検察幹部らの罷免認めず

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共同通信

13日、ソウルの韓国憲法裁で、検察幹部や監査院長の弾劾審判の決定言い渡しに臨む裁判官ら（聯合＝共同）

　【ソウル共同】韓国憲法裁判所は13日、尹錫悦大統領の妻、金建希氏が不起訴処分となった株価操作事件を巡り、国会で弾劾訴追されたソウル中央地検の李昌洙検事長ら検察官3人の弾劾審判で、罷免を認めない判断を示した。捜査を尽くさなかったなどとして弾劾訴追されていた。3人とは別に弾劾訴追された崔載海監査院長の罷免も認めなかった。

　昨年12月の「非常戒厳」宣言を巡る尹氏の弾劾審判とは直接関係ないが、野党による相次ぐ弾劾訴追に対する憲法裁判断として注目を集めた。大統領府は13日「野党による弾劾乱発に警鐘を鳴らした」と歓迎するコメントを発表した。