ニューヨーク・マンハッタンの家賃が、歴史的な高騰を続けている。アメリカの不動産会社コーコラン(Corcoran)が発表した最新レポートによると、2026年1月のマンハッタンの家賃中央値は4950ドル(約74万円)。前年より9%上昇し、1月として過去最高を記録した。
通常は家賃が落ち着く冬にもかかわらず値下がりの気配はなく、ニューヨークでは“家賃のオフシーズンが消えた”とも言われている。

マンハッタン家賃中央値は約74万円、東京の3~4倍
2026年1月のマンハッタン賃貸市場は、記録的な高値となった。
・家賃中央値 4950ドル(約74万円)
・ドアマン付き物件中央値 5295ドル(約79万円)
・1ベッドルーム平均 5137ドル(約77万円)
さらに、新規契約数は前月比23%増。家賃が史上最高水準にもかかわらず、物件は平均57日で契約が決まるなど需要は依然として強い。現在、マンハッタンで募集されている賃貸物件は約5500件と少なく、供給不足が家賃高騰の一因とみられている。
マンハッタンの家賃は東京と比較すると、その高さが際立つ。東京23区の賃貸住宅の家賃中央値は約10.5万円前後とされる。また、東京でも高級住宅地として知られる港区では、1LDKの家賃相場は約27〜30万円前後が目安とされている(不動産情報サイトSUUMOの賃貸データ)。単純比較では、東京23区の平均の約7倍、港区と比べても2倍以上の水準となる。
家賃が急上昇しているエリアは?

特に家賃が急上昇しているのは、ミッドタウンイースト、チェルシー/フラットアイアン、アッパー・イースト・サイドだ。チェルシー/フラットアイアンでは、広めの高級物件の家賃が前年比17〜18%上昇。平均家賃は7569ドル(約113万円)に達した。また、金融街(フィナンシャルディストリクト)ではオフィスビルを住宅に改装する「住宅転換」が進み、新築感のある物件を求める賃貸需要が高まっている。
文・藤原ミナ
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