名水とホタルの里に銘酒あり
穀倉佐賀平野のシンボルである天山連峰は、四季折々に表情を変える。特に、冬に真っ白く雪化粧をした天山の峰々の姿は壮大である。その雪解け水が山肌にしみ込み、伏流水となって源氏ホタルの発祥地とされる祇園川の源流になる。この雄大な自然の中に蔵を構えるのが、天山酒造だ。
同蔵では、この秀峰・天山の中腹からの清らかな湧き水を仕込み水として使用。酒造りにとって理想的な硬水で、しっかりとした味わいの男酒を醸すことができる。そして六代目蔵元・七田謙介氏は、蔵のこだわりである「不易流行」「品質第一」の理念をもとに、自分の理想とする清酒を造り上げた。それこそが、「七田」シリーズである。
また、モノづくり体験ができる「人米酒(じんまいしゅ)プロジェクト」は、天山酒造が主催する酒造り企画。酒米の田植えから、瓶詰め・ラベル張りまで体験できる、まさに「世界にひとつしかない日本酒」造りを通じて、日本の伝統的産業と文化の啓蒙活動も行っている。
天山酒造株式会社
佐賀県小城市小城町岩蔵1520
www.tenzan.co.jp販売元:JFC International, Inc.