ニューヨーク市で2017年、前年に比べ結核患者が約10%増加していたことが分かった。24日の世界結核デーに関連し26日、市保健精神衛生局が発表した。16年の患者数は556人、17年は613人。1992年のピーク以降、増加率は最大となった。
中でも17年は、抗結核薬への耐性がより強い多剤耐性結核菌への感染者が増加。患者の86%は中国、ドミニカ共和国、エクアドル、インド、メキシコ出身者が占める。最も罹患率が高かった地域はクイーンズ区西部とフラッシング、ブルックリン区サンセットパークだった。
メアリー・バセット同局長は「結核は放置すれば死に至ることもあるが、治る病気」とし、市内の専門医療機関4カ所を紹介した。
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