2020年10月から米国で州発行の運転免許証のみの提示では国内線旅客機に搭乗できなくなることを前に、ニューヨーク州自動車局(DMV)は、取得基準が厳しい身分証明書「リアルID」取得を呼び掛けている。DMVで取得可能だ。
連邦リアルID法は米同時多発テロを契機に、IDの不正取得防止を目的に成立。同法の下では同月1日から、国内線旅客機搭乗などの際、同IDまたは身分確認が厳しい運転免許証(EDL)が提示できない場合、州発行の運転免許証と併せてパスポートなど別の身分証明書の提示も必要となる。
同ID取得には米国市民権などの条件がある。混雑を避けるため、DMVは免許取得や更新の際に同IDを取得することを推奨。今月5日の発表によるとDMVは今夏、SNSで同ID取得を促すキャンペーンを始める。
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