ニューヨーク市消防局(FDNY)は18日、2001年の9.11同時多発テロでの遺体捜索や復旧作業中に、有害な粉じんなどを吸い込んだことが原因でがんなどを発症し死亡した元隊員の数が200人に上ったと発表した。
テロ発生時に現場に駆け付け、02年に勤続32年で退職したリチャード・ドリスコルさん(73)が17日、テロ関連の疾病により死亡、200人目となった。ドリスコルさんテロ発生直後に現場に急行し、救助・復旧に当たった。FDNYは死因を「ツインタワーで有毒なガスを吸ったため」と説明している。
16日には、07年に勤続18年で退職したケビン・ノーランさん(58)もテロ関連のがんにより亡くなっていた。
17日には、テロの犠牲者補償基金を90年まで延長する法案の連邦上院での議決が、共和党議員によって中断された。FDNYではテロ当日、343人の隊員が殉職している。
本日のデイリーサン
CNN速報
- ネタニヤフ首相に新たな危機、イスラエルの政治的緊張が沸点に 05/20/2024
- 米宇宙開発企業ブルーオリジン、有人飛行に成功 2年ぶり 05/20/2024
- 狩猟中の男性が重傷、グリズリーに襲われる カナダ西部 05/20/2024
- ウクライナ外相、戦場での後退は「十分なことをしていない全員」に責任 05/20/2024
- イラン大統領、ヘリ墜落で死亡 現地報道 05/20/2024
- 台湾新総統、頼清徳氏が就任 民進党政権3期目に 05/20/2024
- ヘリコプター墜落現場、「生存者なし」 イラン大統領ら搭乗 05/20/2024
- ガザ北部でイスラエル軍の攻撃続く 病院で備蓄切れの危機も 05/20/2024
- 米軍、ニジェールから撤退へ 9月15日期限 05/20/2024
- 夜間の発砲で11人負傷 米ジョージア州 05/20/2024