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共同通信
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愛知県の渡辺昇県議(54)がSNS投稿に「同性結婚なんて気持ち悪い」とコメントしたことを受け、性的指向や性自認に基づく差別に反対する県内の団体が29日、渡辺氏への厳正な対応を求める約2万8千筆のオンライン署名を県議会と県に提出した。差別を禁止する県条例制定を要求する声明も出した。
声明は県議と県職員が性的マイノリティーの声を聞く勉強会を実施するとともに、差別禁止条例や同性カップルを公的に認める条例の制定を求めた。
団体は「性別や性的指向・性自認に基づく差別を根絶する愛知アクション」。渡辺氏の投稿をきっかけに結成され、10月2日からオンライン署名を募った。