ガザ最南部の住民退避計画

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共同通信
ネタニヤフ首相(ロイター=共同)

 【エルサレム共同】イスラエル首相府は9日、ネタニヤフ首相がパレスチナ自治区ガザ最南部ラファへの地上侵攻を準備する軍に対し、ラファからの住民退避計画を提出するよう指示したと表明した。ラファには100万人以上の避難民が集結し、民間人の犠牲拡大が懸念されている。退避が実現するかどうかは不明。軍はこれまで、住民の退避先として指定した場所も攻撃している。

 首相府は、ラファにイスラム組織ハマスの4個大隊が残るとし、放置したままで「ハマス壊滅の戦争目標を達成することは不可能だ」と主張した。ロイター通信によると、エジプトはガザとの境界の警備を強化。北東部シナイ半島に戦車約40両を送るなどした。

     
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