チップの要求にうんざり、NY市民 より多く支払うようプレッシャー 

 

チップの要求にうんざり、NY市民
より多く支払うようプレッシャー 

ニューヨークでは客に法外な額のチップを支払わせようとする動きが強くなっている

 

ニューヨーカーは、法外なチップの要求にうんざりしている。最近の報告書によると、物価高騰により日常生活にかかるコストが上昇を続ける中、米国の消費者の66%以上が、必要最低限のお金以外は使いたくないと感じている。しかし、飲食店などのサービス従事者が、礼儀正しさや能力レベルなどのサービスの質に関係なく、客に法外な額のチップを支払わせようとする動きは、ここ数カ月で強くなっているようだ。

4月3日〜8日にわたり、2千人を対象として実施した調査によれば、米国人はこの1年間に、意図していたより5百ドル近く余分にチップを支払うようプレッシャーをかけられたと感じていたことが分かった。ブルックリンの調査会社「One Poll Us」によると、調査回答者の半数以上(56%)が、コーヒー店でのバリスタの視線や、タブレットによる会計、ウエイターに手渡されるカード機などにより、「より高いチップを払うようプレッシャーをかけられることは日常茶飯事だ」と答えている。

平均的な回答者は過去30日間だけでも少なくとも6回、予定以上のチップを支払っていた。既にチップが含まれた会計に、さらに20%2530%のチップを上乗せするよう要求された例や、アパレルショップの店員にまでチップを要求されたケースもあった。(429日、ニューヨークポスト

 

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