日本研究の発展に貢献 川島・敦子・スー氏を表彰 在NY日本国総領事館

表彰式後、笑顔を見せる川島・敦子・スー氏と廣木重之総領事


 NY市立大学ハンター校日本研究学科長・教授である川島・敦子・スー氏の長年の功績を顕彰し、同教授に対する在外公館表彰式及びレセプションが15日、在NY日本国総領事公邸で開催された。同校の関係者や友人らが多数駆けつけ、同氏を祝福した。
 
■功績概要
●NY市立大学ハンター校は、1986年から日本語教育を中心とした日本研究を実施。創設2年後の88年から現在までの25年にわたり同校で日本研究指導の中核として活躍しながら、米国における日本研究の発展に長年貢献。
●同校の日本研究プログラムを2002年に「日本研究学科」として格上げすることに尽力。日本語だけに留まらず日本文化に関しても提供講座数が拡大したことにより、同学科における日本研究の履修を他分校提供の日本関連講座の受講と合体することで、日本研究を主専攻とする NY市立大学認定の学位の取得が可能に。同校では現在約400人の学生が日本関連講座を受講しており、米国において日本研究のけん引役としてリードしている。
●JETプログラム参加者の選考委員も長年にわたって務め、米国の知日派・親日派の育成という大きな視点からも日米間の架け橋として貢献。
 
■主要略歴
1988年  NY市立大学ハンター校日本研究教授就任
2002年- 同大学日本研究学科設立・同学科長就任