盗難アップル製品を大量押収 NYPD、大学生3人逮捕

 ニューヨーク市警察庁(NYPD)は5月30日、クイーンズ区の住宅から、盗難されたスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」やタブレット型多機能端末「iPad(アイパッド)」などの米電子機器大手アップル社製品を、数百台押収したことを公表した。これを受けNYPDは、盗難および銃と薬物の不法所持の疑いで、セントジョーンズ大学の学生、アダム・ジャファー(22歳)、ウィリアム・チェン(20歳)、ジャスティン・ピンダー(20歳)の3容疑者を逮捕した。
 同区フレッシュメドーズ近隣にある3人が住むアパートからは、アイフォーンが443台、アイパッドが20台、アイポッドタッチが11台見つかったほか、未登録の銃や大麻、現金9000ドルも押収された。

 ピンダー容疑者はいずれの犯行についてもジャファー容疑者の単独行為で、自身とチェン容疑者については「(ジャファー容疑者と)ルームシェアをしていただけで、全く関与していない」と主張している。