同性愛者狙った憎悪犯罪が急増

 ニューヨーク市警察庁(NYPD)によると、ニューヨーク市内における同性愛者を狙った憎悪犯罪がことしに入り、急増している。
 5月1日から8月14日までの間に、少なくとも6件の被害報告が確認されており、事件のほとんどが、同性愛者が最も多く居住しているとされるマンハッタン区の西側で発生した。
 いずれの事件の被害者は加害者と面識がなく、「同性愛者」というだけで暴言を吐かれたり、執拗に暴力を振るわれていた。
 グリニッチビレッジでは5月18日、同性愛者への嫌悪感を明言する男が、通りすがりの同性愛者の男性を射殺する事件が起こっている。