2014年3月21日 NEWS

「ストーンズのヨーコ」だった 自殺のL.スコットさん

 先週ニューヨーク市の自宅で自殺したファッションデザイナーのローレン・スコットさん(49歳)について、恋人だったミック・ジャガーさん率いる英ロックバンド「ローリング・ストーンズ」のメンバーが、スコットさんのことを「(ビートルズにとっての)オノ・ヨーコのような存在」として、好ましく思っていなかったことが判明した。20日付の米紙ニューヨークポストが報じた。
 情報筋によれば、バンドメンバーらはスコットさんは「支配欲が強すぎる」として、陰では「ヨーコ」と呼んでいたという。ビートルズの故ジョン・レノンさんの妻であったオノ・ヨーコさんはメンバーの不仲を引き起こしたとされ、これがビートルズ解散の原因になったと考えるファンも多い。
 スコットさんはこれまでに、自主的にメンバーのツアー用ステージ衣装をデザインするなどしていたが、メンバーに拒絶され、最終的にはジャガーさんだけがスコットさんの手掛けたものを身に付けていたという。
 またスコットさんは、2001年にジャガーさんとの交際を開始して以降、過去10年にわたってストーンズのツアーに同行していたが、最近になってジャガーさんが関係の解消を申し出て、ツアーへの同行も断っていたとする情報もある。
 ジャガーさんの広報は、2人が関係を解消していたという報道を否定している。
 また、スコットさんは自身のビジネスの失敗により約600万ドルの負債を抱えており、ジャガーさんが金銭的な援助をしていたとの噂も聞かれる。

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