10秒前に確認したばかりなのに、何度もバッグのジッパーを開け閉めして、パスポートを確認してしまうー正直なところ、あなたも一度は経験をしたことがあるはず。パスポートがあなたから逃げていくことはないが、手荷物(キャリーオン)の中にパスポートを入れた場合の安全性は保証できない。パスポートや貴重品はセキュリティーポーチに入れ、常に携帯しておくこと。18日付けのシークレットNYCがその理由を解説している。

まず入国審査。あれもこれもと詰め込んでしまって手荷物が膨れてパンパンになっていたり機内の手荷物棚にスペースがなかったりした場合、チェックインカウンター、またはゲートで手荷物を預けるよう求められることがある。乗客が手荷物を回収できるのは入国審査を通過した後なので、パスポートを手荷物に入れている場合は、入国審査でパスポートを提示できない。その場合は入国を拒否され、ほとんどのケースでは自国行きの便に再搭乗させられることになる。
また、手荷物棚や座席下に置いたバッグにパスポートや財布などの貴重品を入れておくと、盗難に遭うリスクが高い。手荷物棚に入れた手荷物を、自分の荷物のように堂々と漁る泥棒の姿を捉えた動画が話題になったが、この手の犯罪が最近増えている。貴重品は肌身離さず携帯するように。トイレに行くときも例外ではない。
手荷物の中を移動させたり、物を出し入れしたりした際にパスポートを置き忘れるリスクもある。機内に置き忘れたパスポートを回収するのはストレスフルで、パスポートが必ずしも戻ってくるとは限らない。さらに緊急時には、手荷物からパスポートを取り出す時間がない可能性がある。セキュリティーポーチを使えば、これらのリスクを回避でき、「パスポートをどこに入れた?」などといった不安からも解放される。安全な旅を!
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