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ニューヨーク市のタクシー・リムジン委員会(TLC)は4月30日、市内を走るタクシーの半数を2020年までに車椅子対応車両とするため、来年から運賃に30セントのサーチャージを加算することを決定した。
サーチャージの導入は15年1月からで、イエローキャブ、グリーンキャブ、ハイヤーが対象。30セントのうち25セントがタクシーの営業権(メダリオン)所有者に、5セントが運転手にそれぞれ支払われる。営業権所有者が受け取った金額は、タクシー・キャブ整備基金またはハイヤー整備基金に託され、車両の購入や維持に使われる。なお、運転手には、車椅子の利用客を介助するための訓練を受けることが義務付けられる。
運賃規定の改正は、身体障害者権利保護団体が昨年、市を相手取り起こした集団訴訟を受けてのもの。マイケル・ブルームバーグ前市長は、同市のタクシーの半数を車椅子対応車両に改造することを約束して和解したが、その方法については明らかにしていなかった。
現在、市のイエローキャブのうち、車椅子に対応している車両はわずか631台しかないが、16年から段階的に導入し、20年までに7500台を目指す。
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