ニュースクールが「パーソンズ」に? 名称変更で知名度アップ狙う

 ニューヨーク市のニュースクール大学が、新たなブランディング戦略として、大学名を「パーソンズ美術大学」に変更する計画を進めていることが分かった。
 総合私立大学であるニュースクール大学には7つの傘下校があり、そのひとつであるパーソンズ美術大学は、モデルのハイディ・クルムさんがホストを務める人気テレビ番組「プロジェクト・ランウェイ」で取り上げられたことがきっかけとなり、7校の中でもっとも知名度が高い。さらに、学費が年間4万2000ドル超と高額なこともあり、ニュースクール大学にとっては重要な資金源となっている。
 大学広報は「今のところ現学長や理事会は大学名の変更について決断を下しておらず、まだ話し合いはごく初期の段階」だとしている。
 一方で、同美術大学のボブ・ケリー元学長によれば、大学名の変更案は10年ほど前から出ていたという。
 「プロジェクト・ランウェイ」はパーソンズ美術大学を舞台としたリアリティー番組で、2004年からこれまでに10シーズンが放映された。無名のファッションデザイナーが作品を提出して競い合う設定で、同大学の教員でもあったファッション・コンサルタントのティム・ガンさんがアドバイザーとして出演している。
 ニュースクール大学には美術大学のほか、社会学、一般教養、音楽、建築などの部門があり、時代に即した革新的な教育の提供をコンセプトとして掲げている。