2014年7月11日 NEWS

白骨化した女性の遺体見つかる 知的障害の娘のアパートで

 ブルックリン区のボローパークアパートで7日、知的障害のある女性が白骨化した母親の遺体と暮らしているのが発見された。
 同日午後5時ごろ、同区にあるアパートの管理人が、チャバ・スパイラーさん(28歳)の住む部屋から下の階のロビーに水漏れしていたため、同室を訪れたところ、ごみで溢れかえったアパートの台所に座っているスパイラーさんを見つけた。
 管理人から連絡を受けたビル管理会社が警察へ通報し、自殺をほのめかすスパイラーさんを駆けつけた警官が約2時間かけて説得。スパイラーさんは精神鑑定のため身柄を保護された。
 その直後、食事を届けに来た叔母のジャニス・ジェリスさんが、部屋にはスパイラーさんの母親でジェリスさんの姉にあたるスージー・ローゼンタールさんも住んでいると警察に伝えたため、部屋の捜索が行われ、台所で白骨化したローゼンタールさんの遺体が見つかった。
 遺体は死因や死亡時期を特定するため市検視局に搬送されたが、事件性は極めて少ないものとみられる。死後2〜3年は経過しているものと推測され、隣人によると、スパイラーさんの部屋からは時折、不可解な叫び声が聞かれ、以前から腐敗臭がしていたという。

RELATED POST