フラッシングの公園で魚が大量死 市が進める公園改革プロジェクトの影響か

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 クイーンズ区フラッシングにあるコロナパークの池で、鯉やメダカなどの魚が大量死しているのが21日発見され、市が原因究明を進めている。
 問題のコロナパーク・ウィロー池では数週間前から異常なほどに魚が水面から飛び上がる姿が目撃されていたが、最近になって池に浮く魚の変死体が大量に発見された。1940年に人工的に作られたこの池、数年前まではレクリエーションやボート遊びにも使われていたが、今は立ち入り禁止となっている。
 この事態について公園管理団体のタラ・キールマン氏は「原因はまだ不明であり、専門家による調査が行われている」と話しているが、公園の利用者の中には最近公園で進められている公園改革プロジェクトが関係しているのではと推測する人もいる。
 現在コロナパークを自然保護公園にするための準備が進んでおり、改革案には池を埋め立ててつくるハイキングトレールが含まれている。
 よく公園の辺りを散歩するというスタン・ゾンパコスさんによると、数週間前、公園に生息する外来種を駆除するために撒かれた農薬が今回の魚大量死を引き起こしたのではないかと述べている。