カフェインホリックの ニューヨーカーが挑む! 断酒ならぬ「断コーヒー」7日間の記録 その結果は?

 ニュースサイト、ハフィントン・ポストのコラムニストが、“上司の命令で”コーヒーを一週間断ち、その経過をコラムで報告し、ちょっとした話題となっている。元々コーヒー好きが多いニューヨーカー、またサードウェーブコーヒーの大流行もあり、その勢いは増すばかり。
 この挑戦者もコーヒー好きではあるが、一日の摂取量は数杯程度だという。3日間コーヒーを飲まなければカフェインフリーの体になると聞き、とりあえず1週間のコーヒー断ちと相成った。その結果はいかに…。

☆月曜日
 朝、コーヒーショップでハーブティーを注文。調子は今一つでひどい頭痛がする。コーヒーを飲んでいないからだろうか。午後になり、仕事がなかなか進まない。頭痛は相変わらずで、そのうえまぶたが重い。右のまぶたがたびたび痙攣するという症状も。眼医者に質問のメールを送り返事を待つ。

☆火曜日
 どうしてもコーヒーメーカーに目が行ってしまう。頭痛は相変わらず続いている、医者から返答があり、「目の痙攣は心配することではないが、原因はストレス、睡眠不足、そしてカフェインの取り過ぎです」とのこと。

☆水曜日
 昨夜は8時間眠り、朝は気分が上々だったが、その後一日気分の上がり下がりを繰り返す。

☆木曜日
 …。

☆金曜日
 目覚めは悪くないがコーヒーが飲みたいと感じる。コーヒーの匂いや味が恋しい。コーヒーを飲まない代わりにキャンディやホットドッグなど不健康な食べ物をつい食べてしまう。

☆土曜日
 やたらにコーヒーが飲みたくなり、コーヒーを飲んでいる人を見ると羨ましく思う。コーヒーが出てくる夢も見るほど。

☆日曜日
 インスタグラムでコーヒーの映像をながめたり、街にあるコーヒーの宣伝看板などの前を通り過ぎたりしたが、コーヒーが飲みたいと一度も思わなかった。これは、初めての体験だ。
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結論
始めの数日はつらかった。頭痛があり、まぶたが重くなるのは初の経験だった。やる気がなかなか出なかったが、エネルギーがぱっとわくような気分の時がたまにあった。

今回学んだこと
 自分にとってコーヒーはやる気を出させると同時にご褒美ともなると感じた。この実験以降、コーヒーを飲んで張り切って仕事をやり、終わればもう一杯飲めると自分に言い聞かせている。
 今回わかったことは、自分がコーヒーの味そのものにもっとも魅かれているということ。複雑な風味や香り、さまざまな淹れ方による違いなど、コーヒーの奥の深さは何物にも代えがたいと実感した。
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