ニューヨークでは、 お独り様向けイベントが 盛りだくさん?


 バレンタインはカップルのための日だなんて誰が決めた!!(怒)と初っぱなからキレ気味の人はいないだろうか。シングルにだってバレンタインはやってくる。いつもはひとりでも平気だなんて強がっていても、この日ばかりは虚しい気持ちになるのは否めない。シングル男女にとってバレンタインという響きは〝シングル再確認の日〟と言われているような気分にさえなる。
 ただ、ここはニューヨーク。何でも可能にしてくれるニューヨーク。独り身だって、楽しく過ごすことは不可能ではない。
 2013年、アルファベット・ディストリクトのブランチが人気のレストランSunburnt Cow では、「Anti-Valentine’s Day Party」が開かれた。シングルの目をくぎ付けにする〝どストレート〟なタイトルにちょっと引いてしまうが、当日はかなりのシングルたちが集まった。ビールが4ドル、カクテルが6ドルとハッピーアワー並みの料金に俄然やる気を出した参加者たちは、夜8時のスタートから深夜までしこたま飲み続け、「恋人にフラれた」「何年もひとり」「出会いがない」など、ロマンチックであるはずのバレンタインデーに、パートナーがいない寂しさとやり場のない怒りを酒にぶつけた。
 バレンタインが近づくと〝カップルのためのスペシャルプラン〟が目立つ一方、ニューヨークでは〝お独り様プラン〟も実はたくさん用意されている。その証拠に「New York, Valentine’s day, Single, event」などそれらしいワードを組み合わせて検索すると、出るわ出るわ。ただ集まって飲もうというものからスピードデーティングまで、シングルのためのパーティーやイベントがわんさか出てくる。今年は「恋人がいなくてさみし〜」と嘆くのを止めて、思い切ってシングルイベントに参加して盛り上がってみてはどうだろう。
 ちなみに、浮いたデート費用で好きなものを買う、普段買わない高級チョコレートなどを自分のために買って食べるなどプチ贅沢をする人や、とにかく引きこもる、同性と遊び/飲みに行くという過ごし方をするニューヨーカーも多いようだ。(D)