LCCでもワンランク上の旅を 機内でNYのレストランメニューも

 格安航空会社(LCC)として人気のジェットブルーがこのほど、自社のファーストクラスとなるワンランク上のサービス、「ジェットブルー・ミント」を発表した。
 ニューヨークのジョン・F・ケネディ空港とサンフランシスコ、ロサンゼルス空港を結ぶ便で導入されることになったこのサービスは、プライベートな空間を保つ新型シートと厳選された料理による“おもてなし”が売りだ。マンハッタン区イーストビレッジにあるレストラン、「サクソン・アンド・パロール(Saxon and Parole)」による機内食にはトリュフムースやタラのトマト煮込みなどのメニューが並び、おしゃれなタパス式で提供される。
 機内食に加えて同サービスで提供されるワインリストには、ニューヨークでは手に入らない厳選されたカリフォルニア産のワインをはじめ、オリジナルミントカクテルや人気コーヒー店「ブルックリン・ロースティング・カンパニー」のエスプレッソも用意されている。機内で気に入ったワインを持ち帰りたい場合は、販売しているワイナリーを紹介するサービスも設けており、思い出深いフライトとなりそうだ。
 なお、この5時間フライトの運賃は600ドル〜1000ドルだという。機内にはWi-Fiサービスが完備されており、価格を抑えながらもワンランク上のフライトを堪能することができる新しい形のLCCでの旅行はいかがだろうか?