同僚16人、ジャックポット当たる $58M、ペンプラザのカールトン・カーズで

 バイオ医薬品関連会社、オフソテックのマンハッタンオフィスで“ラッキー16トラスト”と呼ばれる16人の社員が3月24日、5800万ドル(およそ69億円)のメガミリオンジャックポットに当選していたことが4月30日に発表され、エーエム・ニューヨークが報じた。
 ニューヨーク・ロッタリーのヨランダ・ヴェガ氏は30日の午前、当選者がチケットを購入したワン・ペンステーション・プラザのカールトン・カーズで、5800万ドルという巨額の小切手を当選者に授与した。
 ラッキー16トラストのメンバー、マシュー・ジュン氏は当選に気づいた時、「何も起きなかったかのように仕事に集中しようとしたが、その日は仕事が手につかなかった」と語っている。16人の同僚の内6人がニューヨーク市出身という同グループは、2010年からメガミリオンチケットを購入するために毎週4ドルを集めていた。
 税金の3833万4435ドル(およそ45億円)を支払った後、それぞれの当選者は分配された165万ドル(2億円弱)以上を受け取る。彼らは当選金を学費ローンの支払い、抵当や退職に向けての投資などに使用する計画だという。仕事を辞める予定はあるかの質問には、返答していない。
 ペンプラザのカールトン・カーズのオーナーであるジェイ・パテルさん(69)は、ジャックポット当選チケットを販売したことで1万ドルの小切手を受け取り、「毎月店は多くの当選者を出す。幸運な店だと思う」と話した。

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