世界の平和と鎮魂を祈って 仏国旗色に染まる

 13日、少なくとも120人が死亡、350人以上の負傷者を出す同時多発テロがフランスのパリで発生したことを受け、14日以降、世界各地の建造物がフランスとの連帯や哀悼の意を示すために仏国旗のトリコロール(赤、白、青)にライトアップされた。
 「911」の悪夢を知るニューヨーク市では、エンパイア・ステートビルがいち早くトリコロールに染まった。復興の印、ワントレードセンターが13日夜にトリコロールに染まった一方、同日午後10時過ぎにエンパイア・ステートビルでは、現地パリでライトオフされたエッフェル塔にならい哀悼の意を示して消灯された。ニューヨークのビル・デ・ブラシオ市長も、市庁舎の時計塔を14日にこれらの3色にライトアップすることを発表した。
 そのほか、オーストラリアのシドニーとベルギー、ブリュッセルの市庁舎、中国の上海にあるオリエンタル・パールタワー、ブラジル、リオデジャネイロの巨大キリスト像、UAE、ドバイのブルジュ・ハリファ、英国のロンドンではナショナルギャラリーをはじめとする多くの有名建築物が、自由・平等・友愛を表す仏国旗色に染まった。日本では、東京のスカイツリー、東京タワーが15日の夜にライトアップされた。

フランスと世界へ向け、祈り、哀悼、団結を表す、ロックフェラーセンターから見た13日のニューヨーク市 (photo: Sugitatsu)