3時間半フライトが28時間に デルタ航空機が2度のトラブル

 ドミニカ共和国を出発し、ジョン・F・ケネディー国際空港(JFK)を目指していたデルタ航空944便が、2度迂回する事態が起こった。これにより、本来3時間半であるはずのフライトが28時間になった。
 15日、乗客159人を乗せた同便は午後3時15分にドミニカ共和国プンタ・カナを出発し、午後6時15分に同空港に到着する予定だったが、滑走路が混雑していたため着陸できずに上空を旋回する羽目になった。このまま旋回し続ければ燃油切れになると判断したパイロットは、ニューハンプシャー州のマンチェスター・ボストン地域空港(MHT)に緊急着陸をすることを決め連絡したが、同空港は税関職員が不在のために、メイン州のポートランド国際ジェットポート(PWM)から職員を呼んでくる必要があった。乗客らは機内に2時間以上缶詰め状態になり、さらに関税手続きを行うために吹雪の中を歩いて移動しなくてはならなかった。
 乗客らはその晩、MHT近くのホテルで一夜を明かし、翌日同便に搭乗したが、風が強く、今度はマサチューセッツ州ボストンのジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港(BOS)に緊急着陸した。乗客の1人は「あれほど激しい揺れを経験したことがない」とNBCニュースの取材に対して答えている。同便が当初の目的地JFKに到着したのは16日夜で、乗客らは疲れた様子だったという。

Cory W. Watts