大統領、トーク番組で選挙を語る ザ・トゥナイト・ショーに出演

 9日付のNBCニューヨークによると、同局の人気トーク番組に出演したバラク・オバマ大統領が、次期大統領選挙について意見を述べたという。
 同日に収録・放送された深夜番組「ジミー・ファロンのザ・トゥナイト・ショー」に初出演した大統領は、今後数週間にわたり、民主党が結束し党を一体化させていくことを望むと語った。民主党の予備選挙が激戦となったことについては、「正常なことだ」とし、「バーニー・サンダース上院議員は、膨大なエネルギーや新しいアイデアをもたらし、党を後押しし、意欲をかき立てた」と評価した。6日に民主党候補指名を確実にしたヒラリー・クリントン前国務長官については、「予備選はヒラリーをより良い候補へと成長させた。彼女は非常に頭が切れ、タフだ。労働者階級についての問題を心から案じており、子どもたちに学校を卒業させること、経済の成長について真剣に考えている」と称賛した。
 同日の放送には、歌手のマドンナさんもゲストとして出演していた。オバマ大統領は、ジェイ・レノさんが司会を務めていた当時の「ザ・トゥナイト・ショー」には6回出演しており、1回目の2009年3月19日の放送は、現職の大統領による深夜のトーク番組への史上初の出演となった。