北米最大の日本映画祭 「第10回 JAPAN CUTS ~ジャパン・カッツ!」ジャパン・ソサエティー(JS)

【日時】7月14日(木)~24日(日)※時間は演目により異なる
【場所】ジャパン・ソサエティー: 333 E 47th St (bet 1st & 2nd Ave)
【料金】一般: 14ドル、学生・シニア: 11ドル、会員: 10ドル
※5作品以上購入で各券2ドルずつ割引(「モヒカン故郷に帰る」と「シェル・コレクター」の上映会は適用外)
【問い合わせ】212-715-1258
【Web】www.japansociety.org

 JS毎年恒例夏の映画祭、「第10回 JAPAN CUTS ~ジャパン・カッツ!」では、話題の日本映画全26作品を全作英語字幕付きで上映する。
 今年は過去10年間を振り返り、日本映画の次の10年間を見据えた作品に焦点を当てる。また10周年の節目にふさわしく、映画祭史上最多となる合計21人の豪華特別ゲストを迎える。オープニング作品は、役所広司主演の「キツツキと雨」(2014年ジャパン・カッツ!上映作品)などを手がけた個性派監督・沖田修一がオリジナル脚本も担当した「モヒカン故郷に帰る」を上映し、出演する元AKB48の中心メンバーで女優として注目されている前田敦子と沖田監督をゲストとして迎える。

「モヒカン故郷に帰る」©2016 "The Mohican Comes Home" Production Partners, LLC

 注目のハイライト作品は全編沖縄で撮影された映像ファンタジー「シェル・コレクター」。タレント、イラストレーター、作家、演技派俳優とマルチに活躍しているリリー・フランキーが15年ぶりに主演を務めている。ドキュメンタリー映画では、アーティストや映画監督の内面に迫る「あえかなる部屋 内藤礼と、光たち」「園子温という生き物」やミュージシャンの遠藤ミチロウが自ら監督した「お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました」を上映。そして同映画祭の最後を飾る作品は、新鋭の女性監督横浜聡子による「俳優 亀岡拓次」。さまざまなジャンルで幅広い年齢層を対象とした最新の日本映画をお届けする。
 ニューヨークではなかなか大画面で観ることができない作品の数々、お見逃しなく!

「あえかなる部屋 内藤礼と、光たち」 © TV MAN UNION/ YOICHI NAGANO

7月14日(木)、21日(木)はソフトドリンク・ワイン・ビール飲み放題とおつまみつきのアフター・パーティー付き上映会 (パーティー付特別チケットは一般: 20ドル、学生・シニア: 17ドル、会員: 16ドル(映画のみのチケットはなし)