Uデザインの公園誕生へ 誰もが楽しめる憩いの場に

 7日付のDNAインフォによると、マンハッタン区アッパーウエストサイドにあるブルーミングデール公園が、市の公園づくりの新たなモデルとなる、ユニバーサルデザインの公園として生まれ変わるという。
 ニューヨーク市公園局(DOPR)は、西104~105丁目間のアムステルダム・アベニューにある同公園の改装計画が2014年に決定してから、周辺住民らにヒアリングを重ねて公園のコンセプトを構想し、6日に最終デザイン案を発表した。公園全体にユニバーサルデザインを取り入れる予定で、車椅子の利用者が敷地内を移動しやすくなるだけでなく、車椅子に乗ったまま利用できる遊具などが開発された。また、公園内には英語やスペイン語のほか点字の表示板なども完備しており、障がいの有無や内容にかかわらず、誰もが利用しやすい交流の場を目指すという。このほかミストシャワー室なども新設される。
 計画を担当したマーク・レビーン市議会議員は、「全ての子どもが楽しく遊べ、全ての人にとって憩いの場になるだろう」と話す。
 580万ドル(約6億円)の予算を計上したこの改装工事は、17年の夏ごろに完了する予定だ。

the New York City Department of Parks & Recreation

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