駅舎衝突受け、ルール改定 NJTで安全強化

 6日付のニューヨーク・タイムズによると、ニュージャージー州ホーボーケンでニュージャージー・トランジット(NJT)の列車が駅の壁に突っ込んだ9月29日の事故を受け、NJTは、6日からホーボーケンとアトランティックシティの両終着駅に進入する際は、常時運転席に運転士のほかにも監視役の車掌が添乗することを義務付ける規則を導入した。2人体制にすることで、操縦ミスや前方確認ミスなどの事故のリスクを回避する。
 死者1人と100人以上の負傷者を出す惨事となったこのような事故を二度と繰り返さないための、安全確認を徹底する対策となる。

6日の時点で、ホーボーケン駅は再開の目処が立っていない

6日の時点で、ホーボーケン駅は再開の目処が立っていない