ニューアークにグラミー博物館 今秋開館へ

 7日付のFOX5によると、音楽界最高の名誉といわれるグラミー賞の歴史とその受賞者を扱ったグラミー博物館が今秋、ニュージャージー州に開館するという。
 同州ニューアークにある多目的会館、プルデンシャル・センターに新しくできる予定の同博物館には、展示のほか、音楽を自分で作曲することができる特別ブースなども設置される。ロサンゼルスなどの3都市にあるが、東海岸にできるのは初めて。同センターのボブ・サンテーリCEOは「ニューヨーク市内からも近く、ジャズやブルースなどの音楽とゆかりあるこの地にオープンすることで、ニュージャージーだけでなく近隣の州に住む子どもたちにも音楽と触れ合う機会を提供したい」と抱負を述べた。
 博物館ではホイットニー・ヒューストンやブルース・スプリングスティーンなど、同州出身のグラミー賞受賞者を取り上げた特別展示も行われるという。
 入場料などはまだ決定していないが、「多くの人に訪れてもらえる場にするためにも、入場料はできるだけ抑えたい」とサンテーリCEOは話す。
 同賞は毎年2月に授賞式が行われ、今年は坂本龍一さんやstarRoさんなど日本人もノミネートされている。

ロサンゼルスのグラミー博物館(photo: biofriendly)

ロサンゼルスのグラミー博物館(photo: biofriendly)