MTAが地下鉄改善計画を発表 A、C、E線から試験的に開始

【16日付amニューヨーク】地下鉄の遅延やシステムの不具合の増加に直面するニューヨーク州都市交通局(MTA)は15日、首脳部の再編成と地下鉄への信頼性向上を目的とした6つの項目を含む計画を発表した。
 計画の概要は次の通り。
 ①2009年以降兼任している取締役会会長と最高経営責任者を分離する②予定している新車両の納入を急ぎ、今年の秋から18年9月までに全車両の納入を済ませる。また現在使用している車両についても検査員を増員し、故障を減らすための事前検査を行うなど、整備手順を改善する③線路および信号機を改良する。線路検査員による超音波検査を月に1回から2回に増やす。緊急対応チームを拡大し、線路や信号機の故障の際は15分以内に対応することを目指す④病人による運行の遅延を減らすため、救急救命士を増員し、8番街を通るA、C、E線の5つの駅に配置する⑤空いている車両に乗客を誘導するために、プラットホームや車両を試験的に色分けする⑥線路の合流点での渋滞を避けるための積極的な管理を行う。
 同計画には、2000万ドル(約22億円)を投入し、直ちに125丁目からフルトン駅をつなぐA、C、E線の19駅で試験的に開始する。

Adam E. Moreira

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