8歳少女が自宅で首つり死亡 FBの書き込みによる影響か

 【12日付NBCニューヨーク】ニュージャージー州ベイルスバーグで10日、8歳の少女が自宅で首をつって死亡した。エセックス郡検事局殺人・重大犯罪対策本部は、少女がフェイスブックに投稿された、首つり自殺をした10歳の少女の書き込みに影響された可能性があるとして捜査を進めている。
 誕生日を1週間後に控えたイマニ・マックレイさんは同日、悪さをした罰としてサウス・オレンジ・アベニュー1000番地にある自宅の寝室に閉じこもるよう命じられたが、その直後、首をつっているのを親戚が見つけた。午後1時40分ごろ通報を受けたニューアーク警察の救急医療班が現場に急行したが、マックレイさんの脈拍は既に著しく低下しており、ニューアークの大学病院に搬送され心肺蘇生を受けたが、午後3時ごろ死亡が確認された。
 コロラド州オーロラで先月、小学5年生のアショーンティ・デイビスさんがいじめを苦に自殺し、広くメディアの注目を集めたが、同対策本部は、マックレイさんがデイビスさんのまねをして自殺を図ったのか、または「自殺ごっこ」をしていて誤って首が締まったのかの判断を検討している。
 マックレイさんにいじめの被害に遭っていた兆候はみられなかったという。

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