市民の半数「報酬受けるべき」 公職こなすデブラシオ市長夫人

 【28日付ニューヨークポスト】キニピアック大学が28日発表した世論調査によると、ニューヨークのビル・デブラシオ市長夫人で活動家のシャーレーン・マックレイさんの働きに対し、「報酬を受けるべきだ」と考える市民が半数に上ることが分かった。
 同調査によると、マックレイさんは報酬を「受けるべき」と答えた有権者は46%で、「必要ない」と答えたのは45%だった。人種別では、黒人有権者の61%が「受けるべき」、33%が「必要ない」、また白人有権者の57%が「必要ない」、35%が「受けるべき」と回答。男女別では、男性有権者の47%が「必要ない」、45%が「受けるべき」、また女性有権者の48%が「受けるべき」、43%が「必要ない」と答えていた。
 市長は今月初め、市庁舎での夫人の役割について質問を受けた際、「経験豊富なプロフェッショナルがフルタイムで働いているというのに、報酬を得られないのは理解しがたいこと。しかしこれが現実だ。彼女は仕事を110%、それもボランティアでやっている」と話していた。

シャーレーン・マックレイさん。本人のツイッターより

シャーレーン・マックレイさん。本人のツイッターより