大塚 洋一(Gulliver USA) 車の豆知識 第71回 米国での車の購入方法

米国での車の購入方法

米国に赴任、まずは車から
 米国で車を購入する場合、新車か中古車かだけでなく、ディーラーか個人売買か、現金かローン、リースで購入するかなどさまざまな選択肢があります。

駐在員であれば現金購入を前提に一般のディーラーから「新車〜比較的新しい中古車」の購入を考えている方が多いですが、来米直後だとローンやリースは組めないことが一般的であり、任期がある場合はリースはお勧めしません。

新車の買い方
 新車はフランチャイズディーラー(メーカー正規代理店)のみから購入できます。広告などでフランチャイズではない一般の販売店が新車販売を行っている場合、それは「仲介」を意味しています。新車購入の際、自分の代わりに交渉をしてくれるメリットはありますが、実際は仲介手数料が発生し、自分の目の前で交渉が行われない分、金額的なメリットは少ないと言えるでしょう。

値引きの仕方
 新車購入の値引き交渉には、「リベート」を引き出すことが最も重要です。「あなたは現金購入だから1000ドル引き、さらに今月この車はメーカーがキャンペーン中だから2000ドル引きで、合計3000ドル値引きです」という具合です。長期在庫や不人気車両などは追加割引もあります。この存在を知らなければ定価での商談が進みますので、要注意です。また、新車に比べて中古車の値引き額はかなり少ないです。米国の中古車販売最大手はCarMaxですが、「No-Haggle Price」といって彼らは展示価格からの値引きはしません。

中古車でハズレを引かない
 CarMaxの中古車展示価格は、新車ディーラーの認定中古車よりも高いことが一般的です。しかし、CarMaxの決算書を見ると、車体販売価格ではほとんど利益なし。これは仕入れ価格が高く、かつ整備に投下した費用が多いからです。

安く買うには
 EnterpriseやHertzなどのレンタカー店が営んでいる中古車販売店では、展示価格はどこよりも安いのが一般的です。ディーラーとの違いは販売機能しかなく、整備工場がないこと。そうするとレンタカー店はディーラーに比べ商品の差別化を図れるのが価格くらいしかありませんので、とにかく「安く」をテーマにします。安く売るためには納車準備費用や整備コストは最低限に抑えられます。一般の販売店と同じコンディションにするためには1000ドルから2000ドルはかかると思っていいでしょう。安くて良いものを購入するのは容易ではありません。

オークション代行・注文購入
 オークションは、出品されている理由が肝心です。販売店がその車両を「いらない」と判断した理由が、「コンディションが悪く自店で売りたくない」だった場合、これを選んでしまうと後が大変です。

日本流
 ガリバーUSAは日本人への販売に力を入れており、新規赴任者でもローンが組めます。販売展示価格もCarMaxよりもほとんどが安く、無料保証も彼らの30日に対してガリバーUSAは1年が基本となっています。品質と価格のバランスが取れる理由は、車の買い取りに力を入れており(2004〜16年、米国での買取台数累計1万3000台を突破)、買い取った車は全てをふるいにかけて「自信を持って提供できる車両」と「そうでない車両」に仕分けるからです。結果として、約50%がガリバー店舗で次のオーナーへと直接売れており、残りの50%はオークションやホールセールで他業者へ売却されていきます。それがガリバーUSAの買取、販売が強い理由です。

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大塚 洋一
2004年に(株)ガリバーインターナショナル入社。対企業向けのコンサルティング営業部スーパーバイザーを経て、06年に直営店舗事業部へ転属。日米で店長を経験し、15年2月より米国代表に(NY店店長兼務)。豊富な知識と丁寧な接客に定評あり。緊急時や時間外も対応で心強い。
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