ドックレスで自転車「放置」 今月から試験導入

ニューヨーク市運輸局(DOT)は3日、駐輪場を持たない「ドックレス」シェアバイクの試験導入に当たり、地域と提携ブランドを発表した。クイーンズ区ロッカウェーは今月中旬にスタート。提携ブランドはペース(pace)とライム(Lime)。ブロンクス区フォーダムは今月中旬から下旬にジャンプ(JUMP)とオフォ(ofo)が走る。同じく今月中旬から下旬のスタテン島北岸はジャンプとライム。ブルックリン区コニーアイランドは今年末を予定。運営会社はモチベート(Motivate)など。ペースはベンチャー企業のザグスターが、ジャンプはウーバーが経営。各コミュニティーに配備される自転車は電動式を含む200台ずつ。ドックレスバイクは、GPSを使い最寄りの自転車をアプリで検索、乗り終えた自転車を指定場所に「放置」する際、料金を払う。DOTによると30分ごとに1ドルから2ドル。