グランドセントラルを救え 展覧会きょうから

 1919年建造、ボザール様式の威風堂々とした姿で愛されるグランドセントラル駅。75年、財政難に瀕した鉄道会社はオフィスタワー併設の駅舎建設計画を提案した。歴史的建造物を壊してはならぬと立ち上がったのが、ジャックリーヌ・ケネディ・オナシス元大統領夫人、建築家のフィリップ・ジョンソン、エド・コッチ元市長ら。駅舎存続をかけて連邦最高裁まで戦った軌跡を振り返る展覧会「Saving Grand Central Terminal」が24日、同駅で始まった。10月5日まで。

展覧会のポスター。左からフィリップ・ジョンソン、ジャックリーヌ・ケネディ・オナシス、ベス・メイヤーソン市消費経済部本部長、エド・コッチ市長=いずれも当時=(photo: Asami Kato / 本紙)

展覧会のポスター。左からフィリップ・ジョンソン、ジャックリーヌ・ケネディ・オナシス、ベス・メイヤーソン市消費経済部本部長、エド・コッチ市長=いずれも当時=(photo: Asami Kato / 本紙)