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【9日付ウォール・ストリート・ジャーナル】ニューヨーク州都市交通局(MTA)のジョー・ロタ局長(64)が9日、辞任した。アンドリュー・クオモ知事の3期目を控え、州の3機関の局長が相次いで辞任を表明。今後も複数の州幹部が辞任する見込みだ。
ロタ氏はニューヨーク市の地下鉄の遅延が深刻化していた昨年6月、MTA局長に指名。ニューヨーク大学(NYU)ランゴーン・ヘルス・センター局長の職に留まりながら、非常勤でMTAの局長職を受けた。日々の業務の責任はパット・フォイエ事務局長やベロニク・ハキーム常務に委ねていた。
ロタ氏のMTAと外部での職務の兼任について、一部の団体が問題視しており、ロタ氏は10月、早期の辞任を検討していることを示唆していた。
ロタ氏は声明文で「MTA局長職に就いた目的は、サービス品質の低下を止め、同胞であるニューヨーク州民のためにシステムを安定させることだけだった」と述べた。
ロタ氏は、就任から1カ月以内に8億ドル(約910億円)規模の緊急修理包括提案を提案し、新たな経営陣を編成。昨年9月の地下鉄の遅延本数は、2016年2月以来最低水準へと縮小していた。
今月15日に開催予定の会議では、暫定局長となったフェルナンド・フェラー副局長が議長を務める。クオモ知事陣営およびMTAは、直ちに新たな局長探しに乗り出すという。
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