距離よりも交通アクセスが関係 NY市民がFBで友達になる確率

 ニューヨーク市民がフェイスブック(FB)で友達になる確率は、相手との物理的な距離よりも、交通アクセスの良さがより大きく関係していることが分かった。全米経済研究所(NBER)が今月、研究結果を報告した。
 調査では、ペース大学およびニューヨーク大学の社会科学者による研究チームが、市内に住むFBのユーザーの昨年3月の位置情報を分析。ユーザー同士が友達になる確率を、物理的な距離と公共交通機関を利用したときの移動時間とで比較した。
 報告書によると、ユーザー同士の位置情報の距離が10%離れると友達になる確率が10%下がるのに対し、あるユーザーが別のユーザーに到達するまでの地下鉄やバスでの移動時間が10%増えると、友達になる確率が15%下がっていた。収入や学歴、人種などの要因を加味して分析しても、同様の結果となったという。
 報告書は、ニューヨーク市では物理的な位置関係よりも交通アクセスの良さがFBで友達になる確率により大きく影響していると結論付け、この傾向を、公共交通機関が発達している市特有の傾向であると分析。これ以前に全米で行った同様の研究では、位置情報の距離が近ければ近いほど、FBで友達になる確率が上がっていたという。
 報告書では、他の州では公共交通機関ではなく車でのアクセスの良し悪しが結果に関係すると推測している。